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貧しい女子大生だった頃
久しぶりに私のことを書きましょう。
昭和29年、23歳のときに奨学生として、横浜港から船に乗りました。ホノルルを経由してサンフランシスコへ、11日間の船の旅。とうとう私はアメリカの地を踏んだのです。
私はイリノイ州の女子大で、社会学専攻で学び始めました。日本人は私の先輩に一人だけ。香港、韓国、ギリシヤ、フランスからも奨学生が来ていました。
学生全員が寮生活です。1年のときはルームメイトがいたのですが、2年は2段ベッドと2つの机がある部屋を独り占めでした。そこへフランス人の友人が毎晩勉強にしに来ていました。
今思えば、「空いてるからこちらの部屋へいらっしゃい」「こちらへ来たいわ」と言わなかったことがお互いによかったのかもしれません。彼女とは今でも深い交流が続いています。3年、4年と寮が変わり、そのたびにルームメートも変わりました。
お金? その女子大は奨学金がよかったから選んだぐらいで、日本を出発するときすべての貯金を継母に渡してきましたから、経済的には苦しかったはずですよ。というのは、あまり覚えていないの(笑)
でも、買いたい物はセールになるのを待って買っていました。これは今もそうです。私は昔から正価で買うのが馬鹿馬鹿しいと思っているらしくて必ずセールを狙って買い物するんです。おトク感がないと浪費感にさいなまれるという変なお金感を持っているんです。
2006年03月30日 10:25
