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瞑想体験とともに

瞑想中は減食することにしています。

最初のころはよく食べましたが、そのうち、減食したほうが調子がいいし、座りやすいことを発見しましたので。
食器の底にチョビットだけのご飯、とかおかず。減食を始めたころ、瞑想中よく家に帰ったら、あれを料理しよう、これを作ろう、あのレストランに行こうと、よく空想が出没しましたが、今度はそれはありませんでした。空腹感も感じませんでした。

そんなある日、少しの食物を食べるべく窓の前の席に座り、時間に追われることなく、大量食べる必要もなく、ゆっくり、少しを食べながら雨の降る雑木林を見ていました。木々と共にいるという実感がありました。

ふだんは食事をとるとき、殆ど夢中で、無意識で、味わうこともなく、食べていて、周囲と一緒にいて食べるなんてないな~と気づきました。
食べながら、木々を受け入れるような気持でいたら、急に感謝がわいてきました。噛んでいるお米は誰かが何処かで労力をかけて作り、誰かが精米し、荷造りし、送り、売り、買い、といろいろな人たちの手を経て、私の口の中に。そして、お米の炭素は誰かの吐いた息の中の二酸化炭素が何処かの緑葉に吸収され…もしかしたら私の父からの二酸化炭素がめぐり巡って、私に、ご飯として戻って来ているのかも…古(いにし)えの恐竜たちが吐いた二酸化炭素の中の炭素も…と全てに繋がる一個の存在を体験し、感無量でいただいたチョビットのお昼ご飯でした。

2006年07月15日 21:38