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以心伝心に上乗せして
小学校低学年のときでした。急に寒くなったある日、お昼ご飯に家に帰ったら、父母が寒いだろう、さぞ寒かっただろう、コタツを作って待っていたんだと迎えてくれました。私は驚きました。私が知っている父母ではありませんでした。
叱られて、怒鳴られて、いろいろ文句や訂正をされて、自分はダメだと生きていたようで父母の愛なぞ自覚したことはなったようです。それが寒かっただろう、コタツを作って、待っていていた、と言うのを聞いて、愛されている、愛してくれていると、実感したのです。何も言ってくれてなかったら、ああ寒いのでコタツができてていいな、と思っただけだったでしょう。
お前のために、作って、待っていた!そう言ってくれたことが、早くに親を亡くした私があんまり横道にそれず人生を何とか歩んでこれた根源だと思います。愛は、以心伝心に上乗せして、「言う」ことが子供の心にそれとして存在し始めるのですね。
2008年03月20日 23:24
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